こんにちは。日色です。
すでに新聞報道もされていますが、市内の中学校の校長先生が車上荒らしの被害に遭い、全生徒の住所録や教職員の人事関係書類、学校のマスターキーなどが盗難にあう事故が発生しました。
当市では昨年来学校関係者がひったくり等の被害に遭って同種の個人情報を奪われる事故が2件起こっており、教育委員会として再発防止を徹底していた矢先の事件だけに、この衝撃は大きなものがあります。
特に、学校の責任者である校長先生が、事情は不明にせよこんなにも大量の情報を校外に持ち出していたという段階で、情報管理・危機管理意識が問われるのは避けられません。
もちろん、故意の情報漏洩ではなく直接の原因は車上荒らしですから、被害に遭われたことに対してはお見舞いを申し上げなければなりませんが、いずれにせよ残念な出来事です。
車上荒らしの犯人にとっては、興味も必要もない情報かもしれません。
しかし、昔と違って個人情報がお金になる時代です。何よりも、匿名化が進む社会で、個人を特定する情報が悪意の第3者に流れているかもしれないという不安は、決して無視できるものではないでしょう。
議員をはじめ、政治家の多くも数千件、数万件単位での名簿を抱えているのが普通だと思います。(私はとてもそんなに無いですが・・・欲しいところですが。)
Winnyでウィルス感染し、後援会名簿が流出したなんて事件も過去にあったと記憶しています。自らの足元も改めて気をつけなくてはなりません。
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