fc2ブログ

船橋市議会議員 日色健人 意志あるところ必ず道あり

待っていたって、始まらない。さあ、新しい船橋に! より良い船橋のため、日々奮闘する船橋市議会議員 日色健人の活動をつづるブログです。

ガイガーカウンター入手&活用にあたっての考え方

日色です。

ここ数日、多くの方から市内の放射線量について市独自での測定を求めるご意見をいただいています。

原発事故発生当初は情報が少なかったせいもあり、このような問い合わせはほとんどなかったのですが、日曜夜のNHK教育テレビの特集番組などの影響で、「当市ももしかしたら高濃度の汚染があるのかもしれない」という不安が市民に広まっているようです。「○○は数値の高いホットスポットらしい」という根拠のわからないメールも複数届きました。

同じような問い合わせは市役所にも多く寄せられているようで、本日、船橋市は千葉市など7市の市長が連名で、県に対し大気中並びに土壌の放射線量に関する評価と公表、モニタリングポストの増設、各市域での統一した測定と結果の公表、保育所・幼稚園・学校等での土壌等の測定と公表、屋外プール水の運用の統一基準を示すことを求める内容の要望書を提出しました。

市が一刻も早く独自の測定をすべき、というご意見もあるようですが、各市がそれぞれ異なる条件や機材で測定を行っていては、比較して評価することが困難です。行政として市民に情報を提供する以上は、以後の判断の基準となりうる価値ある情報でなければ、逆に無用の混乱を招くばかりと私も考えます。
県は京葉7市、また過日同様の要望を出した東葛6市の意見を受けて、広域的な対応を行っていただきたいと考えます。

しかし、実際に測定が行われるまでには機材の調達など今しばらく時間がかかることも予想されます。
それまでの間、不安に感じておられる方にどのように対応すべきか悩みました。
国の発表に疑問あるいは不安を抱いている方に対し、「国が大丈夫と言ってますから」「心配しないで安心していいですよ」、といくらお伝えしても無駄なことです。

そこで、今更の感もありますが、独自に簡易のガイガーカウンターを入手することにし、昨日手元に機材が届きました。


110520_1954~01

アマゾンで49800円、中国製のREN200という機種です。

購入ページはこちら

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B004XK92ZC/ref=oss_product


正直なところ、この数値がはたして正しいのかどうかも検証はできません。
中国製だからと馬鹿にしているのではなく、純粋に、どのように計測しているのかその仕組みも分からないからです。電源を落としている間は時計も止まってしまうし・・・
今後、別機種と並べて比較する機会を作って、この機種がどの程度信用できるのか確かめたいと思っています。

このように、自分自身確証の無い機材を使用することに果たしてなんの意味があるのかとも言われそうですが、あくまで参考と理解して活用することによって、個別のご相談の際に、多少なりとも不安を和らげることができるかもしれないと考えたからです。

私のところに質問を寄せて来られる方は、おそらくご自身ではこうした簡易の機材すら持たず、ネット上で拡散されている「○○は×.××マイクロシーベルト」という情報で不安をかき立てられていらっしゃるようです。
それらに対し、必要に応じてこの機材を持参し、実際の数値(重ねてですがあくまで参考値)を見ていただくことで、不安から次の行動へと移っていただくきっかけにしていただきたいと思っています。

上記の写真は、船橋市海神6丁目の弊事務所内の数値ですが、0.09μsv/hと表示されており、本日千葉県のモニタリングポスト(市原市)で計測された数値0.045μsv/hの2倍の値を示しています。

これをもって、「県の数値の2倍!」「やっぱり私たちは本当のことを知らされていないんだ!」と騒ぎ立てるのではなく、

「なぜこのような差が出るのか?」(測定方法に差があるのでは・・・?県はどのような機材で、どのような位置で計測しているんだろう?)

「仮に0.09μsv/hだったとして、これはどの程度の影響があるものなんだろう?」(いわゆる人体に影響がでるレベルなんだろうか?)

「仮にこの数値が人体に影響が出るレベルだとしたら、どうしたらその影響を小さくできるのだろう?」(どのような行動をとれば安心して明日から過ごせるだろう?)

と、具体的な議論につなげていきたいと考えています。


上記のような考えから、このガイガーカウンターは以下のように活用したいと考えています。

(1)放射線量について不安があり、簡易計測でも構わないので測って欲しい、という方はご連絡ください。機材を持参します。
これはいわゆる「ホットスポット探し」ではなく、あくまで上述したように「参考値」を踏まえて具体的に不安を解消するためのきっかけにしていただきたいとの考えです。直接会ってお話しをすることに意味があると考えるので、機材だけの貸し出しには応じかねます。


(2)弊事務所前(船橋市海神6-11-9)ないし市役所前(船橋市湊町2-10-25)での数値を定期的に公表します。公表は計測方法や使用機材が明示できるよう、このブログで行うこととし、数字だけが独り歩きしやすいツイッターでの報告は行いません。
これは、残念ながら事態が収束していない現在、同条件下の測定において、測定値に変動があった場合には、何らかの意味を持つことがあるかもしれないと考えるからです。


(3) (1)で書いたように出前測定はしますが、(2)で明示した以外の場所で計測した数値については公表は考えておりません。あくまで参考値にすぎないもので、より不安を与え、風評被害を生むことを避けるべきと考えるからです。


出前測定のお申し込みは

info【at】taketo2784.net   ( 【at】を@に変えてください。(迷惑メール対策です))

まで住所氏名を明記の上、メールをお送りください。

来週は臨時議会もあり、速やかな対応ができないかもしれませんが、あらかじめご了承ください。


市民の方からどの程度のニーズがあるかわかりませんが、議員としていますべきことは何かを考えたなりの一つの答えです。
「国は本当のことを言っていない」あるいは「いたずらに不安がってるばかり」と双方切り捨てるのではなく、あふれる情報を冷静に取捨選択して、十分に議論し、ひとりひとりがそれぞれ自ら納得できる結論を導いて、行動に移す、その丁寧なプロセスがいまこそ必要だと感じています。

市民ひとりひとりの冷静な議論を重ねて求めるとともに、その議論に市民の代表たる議員が加わる必要があれば、ご遠慮なくお呼びいただければと思います。



スポンサーサイト