県議会議員選挙が始まって4日目が終わろうとしています。
告示前から心配されていたとおり、いつもの雰囲気と違うのをひしひしと感じます。
震災の影響で世の中が自粛ムードとなる中、選挙戦についてもこれまでのように賑やかにはできない(良しあしは別として)というのは予想されていましたが、そうした雰囲気も相まって選挙への関心自体が高まっていないのです。
私自身も県議選後に改選を控えており、急ピッチで選挙準備を進めていますが、近隣の方々に話を伺うと、統一地方選挙の実施自体があまり周知されていないのではないかと感じています。
選挙カーの音量や運行が控えめになっているのは周知のとおりですが、たとえば選挙管理委員会の啓発カーなども(気のせいか)あまり見かけません。
街頭で粛々と演説する候補者に対する市民の反応もどうもいま一つのような気がします。
「選挙どころではないだろう」という自粛ムードが、「選挙なんて別にいいや」というしらけムードに転化しているのではないかと危惧しています。
これで投票日に雨でも降ったら、放射線に対する不安もあいまってどうなることかと思うと、考えるだにぞっとします。
被災地では確かに物理的に選挙どころではないでしょうが、幸いにして被災を免れた地域においては4年間の県政また市政を選択する大事な選挙です。
ぜひ、県議選は残り5日間、候補者の政策、人物をさまざまな手段で見極めていただき、棄権することなく投票に行っていただきたいと思います。
雨の投票日の外出が不安な方は(そうでない方も)、期日前投票をぜひ活用いただければと思います。
(厳密にいえば、期日前投票は投票当日に予定がある方となっていますが。。。)
私といえば、初めて改選を迎えるということで、4年前とはだいぶ勝手が違うことから、今回もまた試行錯誤の選挙戦となりそうです。現職として、4年間の実績を評価いただけるかということから、日に日に緊張してくるのを感じています。純粋に選挙に向けた運動量は圧倒的に4年前の方が多いわけですが、これまでやってきたことを信じて、粛々と準備にあたりたいと思います。
話は全然変わりますが、ここのところ、夢をよく見ます。
不思議なことに、昔のことを思い出すものばかりです。
故人になられた小学校の恩師、ブラスバンドのタクトを振る高校時代の自分の姿、大学時代の旧友、そしてなぜか中学受験の塾の帰りに余震に襲われるというものまで、、、、淡々とふるまっているつもりですが、今もまた人生の節目に差し掛かっていることを暗に感じているのかもしれません。
悔いの無い日々を過ごしたいと思います。
スポンサーサイト