いましがた、来週12日から開催される決算特別委員会の質疑構成を考えていました。
決算特別委員会とは、昨年度(平成21年度)一年間の決算が9月議会に報告されたことに伴い、特別委員会を設置して各会派から選出された14人の委員が集中的にその内容を審査するものです。
(同じように、3月の予算特別委員会は1年間の予算を審査します)
今回私は会派未来創造を代表して決算特別委員会の委員に選任されました。
通常の本会議とは異なり、主に担当課長さんと一問一答方式(国会の予算委員会みたいなスタイルですね)でやりとりし、4日間で市のすべての事業を審査します。
といっても、会派の人数に応じて時間が決まっているので、私の持ち時間は4日間通じて31分しかありません・・・小会派の悲しいところです。
そこで、どういう点に着目して議論を行うか、また準備をするかということが重要になるのですが、これまで私はこうした予算・決算の特別委員会に出席する際には、(一応)統一したテーマを設定して網羅的な質疑となるよう心がけてきました。
たとえば、19年11月の平成18年度決算特別委員会では、包括外部監査報告に対する改善状況のチェックを中心に。
http://www.city.funabashi.chiba.jp/giji/gikaisite/iinkaikiroku/kessan/kessan19y/kessan19y_int1_1.html#Anchor-44867
20年3月の平成20年度予算特別委員会では、上記のほか、平成19年度までを目標年度とした財政健全化プランの進捗チェックを。
http://www.city.funabashi.chiba.jp/giji/gikaisite/iinkaikiroku/yosan/yosan20y1r/interpellation1/yosan20y1r_1int1.html#Anchor-3800
20年11月の平成19年度決算特別委員会では、行政サービス改善プランの指摘事項、各種啓発事業の効果、扶助費の増加についてを。
http://www.city.funabashi.chiba.jp/giji/gikaisite/iinkaikiroku/kessan/kessan20y/kessan20y_int1_1.html#Anchor-35326
21年3月の平成21年度予算特別委員会では、各種の業務年報、白書、要覧、概要のデータに基づく質問を。
http://www.city.funabashi.chiba.jp/giji/iinkaikiroku/yosan/h21/yosan21y1r_int1.html#Anchor-05
(上記は各委員会初日質疑分へのリンクです。その他の日も含めたこれまでの質疑の一覧はhttp://www.taketo2784.net/gijiroku.htmlでどうぞ。)
なにせ審査の対象範囲が広く、その割には持ち時間が少ないので、こうした「自分なりのテーマ」というか着眼点を持たないと、何を質問するべきか定めきれないということになります。もちろん、31分の時間すべてを教育問題、とか福祉問題、に費やすのも可能ですが、それはそれでこの特別委員会委員としての負託にこたえているといえるか難しいと感じています。
また、当たり前のことですが、「控室で聞けば分かる」ことをあえて委員会の場で聞く必要はないわけで(単に「この内訳は何か」と聞く質問のたぐい)、あえて聞くのであればそれを公開の場で明らかにしたうえでそこから何を導き出しどのようなメッセージを理事者に伝えるかを整理していく必要があります。
で、今回1年半ぶりに審査に臨むわけですが、12日の開会に向けて、そのテーマ選定に頭を悩ませてきました。
一問一答といいながら、本当にその場で下打ち合わせもなしに聞いても「手元に資料がありません」として答弁がもらえなければ時間の無駄になります。事前に、「どの項目について聞くから準備を」ぐらいの通告をすることは決して学芸会の準備ではなく、必要な準備です。
で、来週。3日が祝日のほか、2日と5日も所用で登庁する余裕がないことから、実質的に月曜日と木曜日(午前中は保育のありかた検討委員会傍聴の予定)しか打ち合わせの時間がありません。
ので、なんとか月曜日中には通告したいと思ってはいますが・・・質問のある担当課の皆さんには、こちらからご連絡しますので、しばしご容赦をいただければと思います。
テーマは大体固まってきました。
受益者負担の根拠と適正化、市の統一基準です。
指定管理施設や通常タブー視される教育、医療福祉、消防救急分野も含めたトータルの議論にしたいと考えています。
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