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船橋市議会議員 日色健人 意志あるところ必ず道あり

待っていたって、始まらない。さあ、新しい船橋に! より良い船橋のため、日々奮闘する船橋市議会議員 日色健人の活動をつづるブログです。

政務調査費に関する報道について

 昨日の各紙県内版に、現・元船橋市議に対する政務調査費の支出について、地方自治法に基づき一部違法・不当なものがあったとする監査委員の勧告があったことが報じられています。

http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000706140003

 政務調査費は現在各議員に月額8万円づつ支給され、議会活動・政務調査にかかる費用に対し充てることとされていますが、報道のとおり、一部議員の使途に問題があったとされるものです。

 カーナビ購入やカブトムシ相撲大会の視察などがあげられていますが、私の率直な感想を書かせていただくと、このようなものをあえて政務調査費として支出を求めた各議員の感覚に疑問を呈せざるを得ないところです。
あえて政務調査費を用いずとも、月々支給される報酬で(つまり自腹で)支払えばいいのに、と思うのですが・・・
もちろん、それぞれに理由はあったのでしょうが、それについての説明も不足してしまったというのが今回の勧告につながったのだと思います。


 この一事をもってして、すべての議員が政務調査費を不当に使っているとの印象をもたれることを大変危惧します。
ちなみに私は、まだ支払申請をしていませんが、6月議会終了後に議会報告を
作成・配布(ポスティング・郵送)する予定としており、これだけでも2か月分程度は軽くかかってしまいそうです。


 議会では、他会派から改革の為の特別委設置や、さらなる調査のための委員会設置などが提起されておりますが、私は現在の制度に問題があるのではなく、改めて各議員がその費用の使途について、充分留意していけばよいだけのことと思います。
現在のような制度であるからこそ、不適当な支出が不適当なものとして明らかになったのであり、現行制度は充分機能しています。
 むしろ、これ以上使途を詳細に規定することは、かえって議員が自分の活動の正当性について自信をもって説明できないことをさらけだすことになるのではないでしょうか。

 使途について、全面的に公開している以上、適切かどうかは市民の方の判断に委ねられています。その結果は、今回のような情報公開に基づく監査請求や4年ごとの選挙で判断されればよいのであり、今回問題とされた支出を行った方の多くが(失礼ながら)議席を失われていることが、そのことを如実に物語っているのではないでしょうか。

 ご参考までに、現在の船橋市議会政務調査費の交付に関する条例をご紹介いたします。

http://www.city.funabashi.chiba.jp/giji/gikaisite/meiboshiryo/reiki/reiki_06.html#Anchor-28258


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