すでに市長記者会見、および市ホームページで公表されていますが、
昨日8日夕刻、市内で初の新型インフルエンザ患者発生が確認されました。
以下市ホームページからのコピーです。
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市内における新型インフルエンザ患者発生について(第1報)
船橋市新型インフルエンザ対策本部
6月8日16時23分、船橋市内において新型インフルエンザの患者が確認されました。概要は以下のとおりです。
1 発生患者
千葉県船橋市在住 10代の女性
(発病前1 週間は、海外渡航歴及び国内まん延地域への旅行は無し。)
2 経緯
・ 患者は、市内中学校に在籍する生徒である。
・ 患者は、6月3日から5日まで、東北方面へ修学旅行に行っていた。
・ 6月5日夜37.0℃の発熱。 翌日40℃の発熱の他、咳、咽頭痛、倦怠感等の症状があり、市内医療機関で受診、インフルエンザの簡易検査でA型陽性となった。
・ 千葉県衛生研究所においてPCR 検査を行ったところ、8日16時23分に新型インフルエンザ(A /H1N1)に感染していることが確認された。
3 現在の患者の状況
熱は、本日午前に37.0℃に下がり容態は安定。自宅待機となっていたが、新型インフルエンザが確定したことから、指定する医療機関への入院を勧告。
4 患者の周辺状況
・ 現在、患者の感染ルートは不明。
・ 発症日の5日以降は、医療機関を受診した以外は、自宅で待機。
・ 発症前の、6月3日から5日まで、東北方面へ修学旅行に行っており、患者と行動を一緒にした生徒5名についてもA型陽性となっていたことから、疑似症患者として入院を勧告し、PCR検査を行う。
■市内で発生した新型インフルエンザ患者発生に対する市の方針
本日6月8日16時23分、船橋市内に在住の10代の女性が新型インフルエンザ患者であることが確認されました。
市では現在、以下のような対応を進めています。
1 修学旅行で、行動を一緒にした生徒で、A型陽性となった他5名についても、疑似症患者として指定する医療機関へ入院勧告を行いました。
2 当該中学校区の小・中学校を当面の間、臨時休校とします。
保育所、高齢者通所施設などの休業等の措置については、今後の疫学調査と感染拡大の状況を見て対応することとします。
3 当該中学校区の学校開放は中止します。
また、公立施設の休業要請、イベント・行事等の自粛については、感染拡大の状況を見てからとし、現時点では、要請する段階ではないと考えます。
今後、市では、感染の拡大を出来る限り抑制し、市民の健康を守るため、関係機関と連携しながら、全力で取り組んでまいります。
市では、関係部局が連携して対策を講じるとともに、ホームページに最新の情報を随時掲載するなど、情報を出来るだけ迅速に提供しますので、市民の皆様には、正確な情報に基づき冷静な対応をお願いいたします。
平成21年6月8日
船橋市新型インフルエンザ対策本部長
船橋市長 藤代 孝七
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どこの中学校の生徒か、校名を公表しないという判断は難しい決断だったと思いますが、新型インフルエンザに対する理解が進みつつあることから、公表を控えても無用の混乱は防げるとの判断をしたのだと推察しています。
休校措置が取られる以上、明日の朝には校名は口伝えに判明することと思いますが、心ない中傷などないよう、市民の皆さんには冷静な情報収集と行動をお願いしたいと思います。
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