
おはようございます。日色です。
昨日速報でお伝えした西海神小学校建て替えのニュースについて、改めて下記のとおりお伝えします。
9月9日(火)に行われた船橋市議会平成20年第3回定例会(9月議会)の議案質疑において、藤代孝七船橋市長は、かねてより耐震性の問題が指摘されていた西海神小学校の校舎について、「補強工事ではなく、建て替えた方が良いと判断している。12月議会において補正予算の提出を検討する。」旨の答弁を行ない、校舎建て替えの方針を表明しました。
船橋市における小学校校舎の大規模建設は昭和60年の市場小学校創立以来約25年ぶりとなり、耐震基準を満たさないことを理由とした建て替えも初めてのこととなります。
今年8月に公表された市内小中学校の耐震診断状況一覧によると、西海神小学校は全棟が耐震基準値を満たさず(Is値0.3未満)、市内各校の中で最も耐震性が欠如しているという結果が明らかになり、PTAをはじめ学校関係者や地域の方々からは一日も早い改修工事を求める声が上がっていました。
これらのご意見を受け、私の所属する会派「市政会」では、担当課に対し申し入れを重ねていたところですが、今回の方針表明は地域の声を市長が真摯に受け止めていただいたものと考えております。
今後の詳細なスケジュールについてはいまだ明らかになっておりませんが、本年12月議会において新校舎設計のための補正予算が計上され、平成21年度中に基本設計の策定と建設工事にかかる入札・契約等の準備を経て、平成22年度中の着工、完成を目指すものと思われます。
当然ながら、工事中の学習環境の確保や周辺住民の方々との協議など、調整が必要な事柄も多いですが、児童生徒が一日の大半を過ごす活動の場であり、また非常災害時には応急避難場所ともなる学校は「地域の中核」であり、その建て替えは地域にとって大変重要な課題であります。
私も西海神小学校の卒業生であり、慣れ親しんだ母校の校舎がその姿を変えることには一抹の寂しさを感じることもありますが、地域の声を代弁する一人として、一日も早く素晴らしい学校に生まれ変わるよう全力を尽くしたいと思っております。
今後とも皆様のご意見をお寄せくださいますようお願いいたします。
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