世間は納豆で痩せるだの痩せないだの、ニュースに事欠きませんが、最近はテレビを見る時間も少なく、どこか時間の流れが止まっているような毎日です。
とはいえ、船橋市議会議員選挙は日一日と迫り、先日、選管から立候補予定者説明会を2月9日に開催する旨、連絡がありました。
そろそろ、市内の情報通の間では次回市議選に新人が何人出馬するという噂が飛び交い始めたようで、一説では16人とか、22人とか言われているようです。
先日出席させていただいたある新年会の席上、「今度の市議選にはニートも出馬すると聞いたが、日色君のことじゃないよね?」と聞かれて苦笑いするほかありませんでした。
・・・私は12月で退職しましたので確かに現在無職ですが。
NEET(No employee,education,training)ではないと自分では思っています。
こんな質問をされたのは、正月に朝日新聞で連載されていた「ロストジェネレーション」という25歳~35歳の世代の実像に迫る特集記事で、いとも軽々と政治の世界に飛び込む若者の姿が取り上げられたことも影響しているのかもしれません。
記事で取り上げられた方々は、それぞれに志を持って政治の世界に挑戦しているはずなのですが、ややもすると「就職氷河期に卒業したせいで仕事もないし、それなら倍率2倍以下の地方選挙にでも出れば珍しさもあって当選するかも」といった安易な考えで(ニートの)若者が地方議会への立候補を選択していると受け止められてしまうのではないかと、同世代の、また同じ立場の人間として一抹の不安を覚えます。
過日の衆議院選挙の比例区で運良く当選した最年少議員が、浮かれた発言を繰り返して非難を浴びたこともあったように、当たり前のことながら若いだけでは有権者の信任は決して得られないものと、改めて気を引き締めるところです。
政治の世界は、もっと若い世代に門戸を開くべきであるし、若い世代はしがらみを持たずにもっと挑戦すべきだと思っています。しかし、その手がけようとする仕事は有権者の生活に極めて重大な責任を負うものであることを決して忘れることないよう、心して日々のお訴えをしていきたいと思います。
ちなみに、当該記事を書いた石松恒記者は、私とサークルで同期だった上智大学新聞学科の石松君ではないかと思うのですが・・・違うかな?
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