昨年から進められてきた北部清掃工場建替・運営事業の事業者選定について、12月議会を前に事業者が決定し、去る1月8日に審査講評が公表されました。
事業者選定委員会の議事録と合わせてこれからしっかりと読み込んで3月議会の質疑に臨みたいと思いますが、12月の時点でもみなが驚いたように、同じ事業(新清掃工場の設計、建設、現清掃工場の解体、および15年間の運営業務)を行うのにも関わらず、入札に参加した3社の入札額に55億円もの開きがあったこと(214億円~269億円)は正直理解に苦しみます。
入札価格と技術提案をそれぞれ点数化して最終的に決定する総合評価方式で決定したとはいえ、公表された講評の中でも、落札者の提案内容については、その人員体制についての懸念が示されています。
こうした点も含め、3月議会の議決を経て締結される契約内容にはきちんとチェックを働かせていかねばなりません。
また、北部清掃工場の建て替えにあたっては、余熱利用施設(お風呂)が建設されることとなっており、その採算性にはこれまでも疑義を呈してきました。今回落札した事業者がどのような提案をしてきているのかまだ明らかではありませんが、こちらにも選定委員会からの意見が付されており、赤字施設とならないよう引き続きその事業性を注視していきたいと考えています。
選定委員会の審査講評↓
http://www.city.funabashi.chiba.jp/jigyou/nyusatsu/0002/p020290_d/fil/shinsakouhyou.pdf
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