日色です。
昨日、9月議会は無事閉会しました。
補正予算、契約議案、副市長人事等、すべての市長提出議案は可決されました。
今日は議会報告の作成にとりかかっているのですが・・・
今回はどういうわけだかなかなか筆が進みません。いつもなら、トップ記事が決まり、質疑の報告や地域ネタなど、それぞれ埋め込んでいくのですが・・・何をトップに据えるべきか、迷っています。
普通に考えれば大型の補正予算の内容でいいのですが、それでは「広報ふなばし」や「市議会だより」と大差なくなってしまいますし、総花的な予算なので、すべてを詳述するのは無理があります。
日本共産党さんのミニにゅうすは船橋アリーナのオーロラビジョン一点に絞って批判記事を掲載されていますが、これくらい思い切って絞ってもいいのかもしれません・・・
一般質問で取り上げた保育料・放課後ルーム利用料滞納のニュースは、戸別配布する予定の議会報告1面に据えるのは少々勇気がいります。(お子さんが手に取るご家庭だってあるでしょう)
市民の方が手にとって、「こういうことを知りたかった」「他のレポートや新聞では書いていない」と思っていただける議会報告の1面記事にふさわしいニュースは何か、もう少し考えてみようかと思います。
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日色です。
駅頭活動はしんどいです。朝は眠いし、お腹はすくし、雨が降れば濡れますし・・・
それでも、まだまだ駆け出し議員なのだから、少しでも市民の皆さんに活動を報告し、それに対する評価やご意見をいただかなくてはなりません。
今日は船橋駅北口東寄り出口。
思ったよりも多くの方に声をかけていただきました。
「頑張ってるか~」と、中学・高校時代の恩師。
「昨日早稲田勝ったね~(東京六大学野球の話です)」と早稲田ファン。
プロフィールにある愛読書「森の生活」を見て、「40数年前に読んだよ、懐かしいね」と老紳士。
「自民党は一から出直しだ、若い人に頑張ってもらわなきゃ」とエール。
「たまには違う人のチラシもよんでみようかしら」とご婦人。(いつもは誰のを読んでいるのだろう?)
市役所窓口の運用に関する質問、サテライト船橋(競輪車券売り場)の場所についての問い合わせも。
6時頃から9時まで、3時間も立ちっぱなしでいる確かにしんどいですが、家で寝ていてはこれらの皆さんにお会いすることも、声をかけていただくこともできなかったと思えば、意義のある3時間だったのだと思います。
穏やかな秋の日です。
ものものしい委員会です
日色です。
先週から駅頭活動を再開しています。
朝はだいぶ涼しくなって、日陰の立ち位置でじっとしていると、スーツの上着を着ていないと少し肌寒いくらいです。
先月は衆院選や各種行事で1ヶ月駅頭をお休みしただけに、チラシを取っていただく皆さんから「あら、お久しぶり」「久しぶりだね」の声・・・・
継続は力なり、頑張ります。
日色です。
昨日15日、10回目となる一般質問を終えました。
会派の人数も少なくなり、これまでは先輩議員の持ち時間を分けていただいていたぶんも無くなって、答弁含め30分程度の慌ただしい質問になりました。
質問の模様は下記リンクからご覧いただけますので、どうぞご覧ください。
最近はきちんとした読み原稿を作らず、骨子のみ箇条書きにしたメモだけを頼りに、議場の雰囲気を感じながら質問をしていますので、ところどころ冗長だったり言葉足らずだったりしますが、「原稿棒読み」「読み聞かせ」よりはいいかと思っています。
http://220.110.150.171:8080/chukei/video_21y3r/day6/0915_01.asx 今回のおもな内容は
1、海神商店街の側溝補修工事について、年内の確実な実施を求めるもの
2、行政サービス改善プランについて、平成22年度予算案への着実な反映を求めるもの
3、市からのメール配信サービスについて、現在の防災・防犯以外にもさまざまな分野での活用を促すもの
4、中央図書館に自習室が未整備の問題について、今夏の状況と今後の対応を求めるもの
5、放課後ルーム利用料の滞納が増加している問題について、入所にあたって保育料の滞納解消
を条件とするなどの対応を求めるもの
の5点です。
特に5番目の放課後ルーム利用料の滞納問題については時間を割いて行いました。
長くなりますが少し説明させていただきますと、現在船橋市はすべての小学校において、1~3年生の児童を放課後お預かりする放課後ルーム事業を行っており、平成20年度は約3700人の利用者がありました。
利用料は月額8000円ですが、平成20年度末の滞納額は2100万円余り(ざっくり2,700ヶ月分!!)と非常に多額となっており、滞納解消が急務となっています。
小学校入学前の乳幼児をお預かりする保育園でも同様に滞納は1億円弱と多額になっていますが、こちらはそれでも数年前より漸減しており、滞納対策に本腰を入れてこられた成果が表れています。
一般的に、保育園を卒園して小学校に入学したお子さんは、引き続き放課後ルームに入所されることが多いことから、私は昨年の決算特別委員会、そして今回の一般質問で、滞納解消・抑止を目的として、「放課後ルームの入所にあたって、保育料の滞納がないことの確認、あるいは滞納解消を誓約することを条件としてはどうか」と質問しました。
他に払うべきものを払わずに、新たなサービスを受けることは常識的に考えておかしい、と感じたからです。
しかし、市の回答には少々面食らってしまいました。同じ子育て支援部、保育課と放課後ルームの担当課である児童育成課はフロアーまで隣りであるのに、
「放課後ルームの入所審査にあたり、保育料の滞納等の状況は確認していない」
(つまり、仮に保育料等に滞納があっても入所は可能)
との回答であったからです。
また、過去保育料の滞納を重ねた方は、放課後ルームにおいても滞納を重ねる可能性が高いことから、保育課で所有する滞納整理情報(督促台帳や連絡先、家庭の経済状況等)を児童育成課で引き継ぎ、活用してはどうか、とも提案しましたが、これについても否定する回答でした。
問題の論点は二つあります。
1点目は、質問後段で述べた、滞納整理情報の共有化です。
私も債権回収業務に携わっていたことがあるのであえて申し上げれば、督促というのは嫌な仕事です。それだけに、過去の督促の経緯やそこから聞き出した様々な情報は貴重なものであり、それを「違う業務なので利用しない」「個人情報だから利用には対象者の同意が必要」として利用せず、一から督促をやり直すのは無駄が多いと感じています。
2点目は、行政サービスにおける受益と負担のバランスです。
払うべきものを払わずに(あるいは、払っているか確認もせずに)、新たなサービスが受けられることを、公平性の観点から私たち納税者は受け入れることができるでしょうか。
確かに、市民の生活を守る自治体の責務として、市税滞納や非課税の世帯に対しても生活保護をはじめとする福祉サービスを提供することが義務付けられています。
今回の議論でいえば、「保育に欠ける」(家で誰も面倒を見る人がいない)乳幼児を、自治体は保育園で預かることが法律で義務付けられています。
(ですから、保育料の滞納を理由に、保育園を退所させることはできません)
答弁で子育て支援部長は、放課後ルーム事業は児童の福祉に関することので、入所に条件は設けない旨の回答をされました。
しかし放課後ルームは保育園と違い、必ず設置・受け入れしなければならないものではなく、あくまで自治体の判断で実施する施策の一つです。
(そのため、放課後ルーム条例には滞納を理由に退所させることもできるという規定があります。実際には児童への影響をかんがみ、使われていませんが。)
だからこそ、滞納がここまで膨れ上がっている今、入所時やさらには年度更新時に滞納の解消を図る取り組みが可能であるし、必要ではないかと考えるのですが、改善には今しばしの取り組みが必要のようです。
この問題は、行政サービスにおける受益と負担の問題、ひいては「自治体とは何をなすべきか」という議論につながります。
今回は子育て部門の話としましたが、他にも市が提供する各種サービスを、市税を真面目に払っている人と滞納者とが同じように受けていていいのでしょうか。
現状では中小企業向けの融資などで、市税の完納を条件としているものもいくつかありますが、市全体として納税・各種利用料支払の対価として受け取るべきサービスと、自治体として等しく行わなければならないものとの線引きができていない、と感じています。
他の自治体でも条例や要綱を整備するなどの取り組みが始まっているようです。
次回以降の議会でも取り上げて議論していきたいと思います。
日色です。
私ごとですが、今日で31歳となりました。
今日は朝から、ボーイスカウトのカントリー大作戦(缶取り~大作戦、つまり清掃奉仕)、敬老会2件と慌ただしくしており、ようやく机の前に座って片づけものをしているのですが。
トレイル・マジックという言葉があります。
2003年に北米西海岸を貫くパシフィック・クレスト・トレイルの踏破に挑戦していたとき、信じられない偶然や幸運に恵まれた際(たとえば、街までヒッチハイクしたらついでに食事までご馳走になった、とか)に「これはトレイル・マジックだ!」とハイカー同士で話し合ったものです。
今日メールをチェックすると、旧知のベテランハイカーU氏(習志野市在住、早大OB)から、今夏のハイシエラトレッキングから無事帰国された旨のメールが入っていました。
それに寄ると、U氏が立ち寄ったSierraCityという小さな町(というより集落)のバーで、客の一人から「数年前にMr.Teaという日本人のハイカーと話したことがある」と話しかけられた、というのです。
U氏は驚きつつも「たぶん、Mr. TeaというのはMr. Hiiroのことで、私と同じ大学の卒業生で、隣町に住んでいて何回か会ったことがある。」と答え、店のマスターや周囲の客も含めて「World is too small!!」と大いに盛り上がったとのことでした。
U氏はその客の名前(スティーブン)と連絡先を控え、丁寧に私に連絡を頂いたのです。
私も驚きました。Mr.Teaというのは間違いなく私のトレイルネーム(ハイカー同士のニックネームのようなもの)で、2003年7月3日にSierraCityでスティーブンに出会ったことを、私も踏破記録に残していたからです。
http://www.sam.hi-ho.ne.jp/taketo/030709.htm 日本人観光客なんてまず来ない北カリフォルニアの鄙びた集落(グーグルマップでsierra cityと検索してみてください)で出会い、ほんの数時間話しただけの二人が、数年たってもそれを記憶し、全くの第三者を通じてここにまた結びつくなど、これこそマジック、いや奇跡と言っても過言ではないのでしょうか。
誕生日にこのようなサプライズと、世界の大きさについての概念を揺さぶるプレゼントを頂いたことに心から感謝しています。
あとでスティーブンには手紙でも書こうかと思っています。
持つかなあ…海神中学運動会です。
日色です。
去る9月9日、議案質疑を終えました。
当日は5番目の当壇だったこともあり、先に質問した議員の質問と、用意した質問が重なることも多く、論点をかなり絞って簡潔な質疑となりました。
主な視点として、
・補正予算で900万円が投じられた太陽光発電システム&高効率給湯器購入補助について、その温室効果ガス削減量と費用対効果を問うもの、
・1億8000万円で更新する予定の船橋アリーナ体育館オーロラビジョンの必要性を問うもの、
・設計価格の半値以下で落札された旧西浦町事業所の解体工事契約について、設計を請け負ったコンサルタント会社の詳細を問うもの、
・最低制限価格で落札された西浦下水処理場の機械設備更新契約について、同様に設計を請け負ったコンサルタント会社の詳細を問うもの、
・設計のみで1億5000万円にもなる高瀬下水処理場の工事内容を問うもの、など
です。
答弁含め30分ほどですが、よろしければ下記リンクから中継動画をご覧ください。
http://220.110.150.171:8080/chukei/video_21y3r/day2/0909_06.asx ちなみに一般質問は15日(火)の午後1時からです。
新型インフルエンザ対策として加湿器?空気清浄器?が設置されました。
旧西浦町事業所(清掃工場)です。稼働停止から15年、すでに廃墟と化しています。
今回3億円で解体工事の契約議案があがっています。
現場も見ないで、質問するのも少々気が引けますので…
お忙しいなか視察を受け入れていただいた担当課の皆様ありがとうございました。
西浦下水処理場です。議案質疑を前に現地視察させていただきました。
写真の機械が今回2億6千万円で更新予定の沈砂かき揚げ機です。
日色です。
怒涛のような総選挙も終わりました。
私は地元千葉4区の自民党候補を支援してきましたが、残念な結果となりました。
選挙は政策や候補者の人柄をそれぞれ比較し、よりよい方へと投票いただくものですが、今回街頭でそれぞれ支援を訴えていても、すでに「今回は民主」、あるいは「今回は民主とみんなが(マスコミが)言っている」というような、選挙戦の前から結果の決まっているような不思議な空気がありました。
この風が次にどちらに向けて吹くのか、そしてその風を起こすべく政治は、政治家はどのように動くのか、末席に連なる一人として注視を続けたいと思います。
さて、一息つく間もなく今日から9月議会が始まります。
今回の9月議会は20億円余りの一般補正予算、また大型の契約議案が数本かかっています。
私は9日に議案質疑、15日に一般質問に立つことになりました。
質問の中身はこれから詰めていくことになりますが、限られた時間の中で意義のある質問ができればと思います。
質問の準備をするたびに、いつも思い出すフレーズがあります。(正確でないかもしれませんが)
以前読んだ高橋和巳のエッセイの中で、全共闘時代の大学で理事者として質問を受ける立場にあった高橋が、学生に対して語りかけます。
「肺腑をえぐる質問を投げかけよ。肺腑をえぐる答えを返すであろう」、と。
私の質問は市民の代弁者として理事者の、市長の肺腑をえぐっているでしょうか。
改めて自戒をこめて思い出します。
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