こんにちは、日色です。
あっという間に1月も終わりで、気ばかり焦る今日この頃です。
さて、ご挨拶に回っていると、時折聞かれるのが「どこの党の人?」というご質問です。
「無所属です」とお答えしているのですが、そのときの皆さんの反応で不思議なことがあります。
皆さん一様にほっとした、というか、「それなら良い」といった印象なのです。これは何を意味するものでしょうか。
船橋市議会は保守系議員が離合集散を繰り返し、かなり複雑にはなっていますが、自民党系会派、民主党系会派、公明党(最大会派)、共産党、市民ネットワークと、一応国政と同様の政党名が並んでいます。
しかし、「無所属」との答えに好意的な反応を示されるということは、いかに既存政党が市民の信頼を得ていないか、ということの裏返しではないかと思います。
宮崎県でタレント知事が誕生したことの背景に、既存政党への不信をあげる論評が目立ちますが、都市部においてもますます政党の存在感が減少するばかりでなく、冷ややかな見方が広がっている気がしてなりません。
私は、地方議員は地域の声の代弁者であり、中央政党への所属は必ずしも必要でないとの考えから、無所属で活動していますが、いずれ活動の場を広げる際になれば各党の党是・公約と自分の信条を比較検討してみることもあるかと思っています。
しかしその際に、政党が市民の信頼を得られていないのであれば、むしろ自らの手足を縛ることにもなりかねず、ますます慎重にならざるをえないでしょう。
政党への不信は、所属する政治家への不信となり、ひいては国政・地方を問わず政治全体への不信をますこととなるでしょう。政治とカネの問題をめぐるスキャンダルが相次いでいますが、ニュースを聞くたびに、「これ以上中央から政治不信を広めないでほしい」と切に願うところしきりです。
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こんばんは。日色です。
世間は納豆で痩せるだの痩せないだの、ニュースに事欠きませんが、最近はテレビを見る時間も少なく、どこか時間の流れが止まっているような毎日です。
とはいえ、船橋市議会議員選挙は日一日と迫り、先日、選管から立候補予定者説明会を2月9日に開催する旨、連絡がありました。
そろそろ、市内の情報通の間では次回市議選に新人が何人出馬するという噂が飛び交い始めたようで、一説では16人とか、22人とか言われているようです。
先日出席させていただいたある新年会の席上、「今度の市議選にはニートも出馬すると聞いたが、日色君のことじゃないよね?」と聞かれて苦笑いするほかありませんでした。
・・・私は12月で退職しましたので確かに現在無職ですが。
NEET(No employee,education,training)ではないと自分では思っています。
こんな質問をされたのは、正月に朝日新聞で連載されていた「ロストジェネレーション」という25歳~35歳の世代の実像に迫る特集記事で、いとも軽々と政治の世界に飛び込む若者の姿が取り上げられたことも影響しているのかもしれません。
記事で取り上げられた方々は、それぞれに志を持って政治の世界に挑戦しているはずなのですが、ややもすると「就職氷河期に卒業したせいで仕事もないし、それなら倍率2倍以下の地方選挙にでも出れば珍しさもあって当選するかも」といった安易な考えで(ニートの)若者が地方議会への立候補を選択していると受け止められてしまうのではないかと、同世代の、また同じ立場の人間として一抹の不安を覚えます。
過日の衆議院選挙の比例区で運良く当選した最年少議員が、浮かれた発言を繰り返して非難を浴びたこともあったように、当たり前のことながら若いだけでは有権者の信任は決して得られないものと、改めて気を引き締めるところです。
政治の世界は、もっと若い世代に門戸を開くべきであるし、若い世代はしがらみを持たずにもっと挑戦すべきだと思っています。しかし、その手がけようとする仕事は有権者の生活に極めて重大な責任を負うものであることを決して忘れることないよう、心して日々のお訴えをしていきたいと思います。
ちなみに、当該記事を書いた石松恒記者は、私とサークルで同期だった上智大学新聞学科の石松君ではないかと思うのですが・・・違うかな?
こんにちは、日色です。
とうとう更新しないまま1週間が空いてしまいました・・・。
天気がいいと、外回りに出てしまうので、どうしてもブログやサイトの更新が後回しとなり、帰ってくると疲れて早々に寝てしまうというパターンになってしまいますが、これではいかんと久々の更新に取り組みます。
さて、現在駅頭では「日色健人 船橋の論点」と題した政策提言チラシを配布しています。
今号のテーマは「バランスの取れた子育て支援策の拡充を!」と題して、保育園運営に対しては巨額の予算が投入されているのに対し、在宅で育児に取り組む世帯への支援サービスが極端に少ないことを取り上げ、保育園に子供を預けることができた世帯とそうでない世帯との間で、大きな予算上の不公平が発生していることを指摘しています。
私の意見は後述いたしますが、奇しくも、12月の市議会で、「子育て専従者控除の創設に関する意見書」が議員発議され、可決されていました。
http://www.city.funabashi.chiba.jp/giji/gikaisite/hatsugian/18y/hatsugian18y4r.html#Anchor-48213
内容は、上述の不公平(「格差」と呼んでいますね)の存在を問題視し、この解決のために子育て専従者には控除等税制上の優遇措置を設けるよう政府に要望するものであり、一見理にかなっているようにも思われます。
しかし、この内容にはストレートに賛成しがたいものがあります。
理由として、
①控除の創設、すなわち手取りのお金を増やすことでは、「孤育て」とも呼ばれる子育て専従者が抱える悩み・問題点は解決されないだろうこと、
②控除という方法は、パート労働者が扶養控除の枠を越えないよう働き方を制限するのと同じように、「税金を払わずに済む」という打算が子育てという個人の人生の重要な選択に影響を及ぼし、ひいては結果として「子育ては家庭でするものだ」という認識に暗黙のうちに誘導されかねない可能性を持つのでは、
と思うからです。
誤解のないように②について述べておくと、私は可能であれば乳幼児期は父親あるいは母親のいずれかが、家庭で子供と過ごすほうが良いと思っています。しかし、保育園に預けて働くor在宅で育児するという選択肢はいまや経済的な必要性の有無に関わらず、誰しもが検討をされているものであり、もはや国として一方に誘導できるものではないと思われます。
こうした意識変化の結果として、昨今は「預けて働きたいのに保育所が足りない」という声が多くあがり、待機児童の増加ばかりクローズアップされていますが、一方で、在宅で育児に取り組む世帯への支援サービスは予算上もその内容もまだまだ乏しい限りです。
大事なことは、保育園・在宅いずれの選択をしても、安心してかつ充実した保育・育児ができるようにすることであり、決して予算上だけで不公平を改善することではありません。
引き続き、保育所の増設には努める必要がありますが、控除ではなく支援サービスの増加(子育て支援センターの増設・公民館や児童ホームでの乳幼児親子対象プログラムの拡充、保健士による家庭訪問・電話相談の回数増など)で、在宅で育児に取り組む世帯を支え、格差の是正を図ることが必要なのではないかと思います。
長くなりましたが、市議会でこうした議決が行われたこと、またその議論の過程について、ご存知の方はどれだけいらっしゃるでしょうか。
市議会のホームページを丹念にひもといていけばたどり着けますが、ここまでご覧になる方はほとんどいないと思います。
「議会の模様はインターネットで見られます」で、お茶を濁すのではなく、議員の方は議会で何が議論されているのか、面倒でも駅頭やホームページ、チラシで市民に積極的に報告をし、さらに意見をフィードバックしていかなければ、市民の負託を受けた代表とはならないでしょう。
(まだ議員ではないですが)自らへの自戒も込めて、ここに記しておきたいと思います。
こんばんは。日色です。
ようやく真冬らしい気候となり、朝晩の冷え込みが本格的な厳しさとなりましたがいかがお過ごしでしょうか。
なかなかブログの更新ができず(子供と一緒に寝てしまうからですが・・・)、気ばかり焦るところですが、ちょっとずつ更新していきますのでどうぞお付き合いのほどお願いいたします。
さて、先日の日曜日、所属するボーイスカウト船橋第3団の新年初集会があり、楽しい時間を過ごしてきました。
毎年恒例で、まずは龍神社(地元海神の氏神様)へ揃って参拝し、改めて新年の誓いをたてて清々しい気持ちになったあと、近所の公園に移動してゲーム大会です。
幼稚園から中2までのスカウトを相手に、さて何をしようかと迷うところですが、リーダー達も昔遊んだ「Sけん」になりました。
地面にSの字を書いて、2チームに分かれて両端からその上をけんけんで進み、じゃんけんあるいはぶつかり合いで相手の陣地の宝物を目指す(地方ルール多数あり)ゲームですが、やはりというか、ほとんどの子供はこのゲームを知らず、ルール説明に時間をだいぶ費やすこととなってしまいました。
ゲーム自体は結局なんだかよくわからないままみんながけんけんでぶつかり合って大騒ぎとなり、引き分けで強制終了となったのですが、とりあえず子供達は寒空の下でおおはしゃぎして楽しんでくれたようです。
この光景を見ながら思ったことを書きますと。
外で体を動かして遊べ、とは良く言われますし、重要なことは言うまでもないのですが、それにも増して、「あ、いいな」と思ったのは、ボーイスカウトでは年齢層の違う子供達が共に遊んだり、協力して作業を行うことが普通に行われていることです。
学校や塾では同年齢の子としか繋がりができないなか、こうして地域の中で他の年齢の子供達が共に活動できる機会は大変貴重なものだと思います。
遊びを通じて、年長者が幼い子をいたわり、また幼い子が兄貴分の子に憧れるという関係は、地域の中で第2の家族を築くことにつながることであり、その子達の人生においてかけがえのない財産になるでしょう。
私自身がそうだったこともあわせて思い起こすと同時に、この風景がこれからも続いていくことを願い、またより多くの地域でこうした取り組みが行われるよう活動していきたいと思います。
あけましておめでとうございます。日色です。
新年も3日(明け方ですが)となってからのご挨拶となりましたが、
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年はいよいよ4月に選挙を迎えることとなり、気も引き締まることばかりですが、ご期待にこたえられるよう、全力で走り抜ける所存ですので、ご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
年末年始は家で家族と過ごさせていただきました。床のワックスがけやら窓拭きやら大掃除で大忙しでしたが・・・。
選挙を控えた年でもあり、元旦の神社の前で挨拶したり、早々に挨拶回りに出られる候補者の方もいらっしゃるようですが、何事も分別が大事、3が日は皆休むものと(ご商売をしている方には怒られそうですね)割り切って、駅頭は4日からとさせていただきます。
昨晩は明日から配布する新しい政策チラシの原稿作成に時間を費やし、気づいたらこんな時間になってしまいました。
何はともあれ、今年も1年全力で、悔いのない年にいたしたいと思います。
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